Tuesday, January 02, 2007

New year's resolution


「一年の計は元旦にあり」ではないのですが,今年自分がやってみたいことを考え,表現したいと思い,この1月1日,ブログを活用してみようと思った次第です。

仕事面の目標では昨年同様一貫してます。つまり,タイムリーな海外発のニュース,解説記事をいち早く日本のメディアに提供し,執筆してもらっている人たちの付加価値をより高めていきたい。他社と同じカテゴリの記事であっても,より先駆的な視点をもってコンテンツを充実させていきたい——。

昨年と似てはいますが,それをさらにいっそう進化させていくことができればと考えています。もちろん記事の正確性/適切な日本語表現などクオリティーの向上も必須です。それが今年の目標です。

このことは顧客であるパブリッシャーに貢献できるだけでなく,結局は読者に良質な情報を提供できることにつながるのではないか,そんなふうに考えます。また結果的に我が社(ニューズフロント)の競争力を高めることになるのではないか。そう信じています。

個人的な目標については,いろいろあるのですが,その一部としては以下のようなものがあります。

まず,「自分の勉強方法を大きく変えることを真剣に考える」。また「その過程や成果においてできるだけネットを活用したい」と思っています。例えば,今後自分が注力するであろう業界や企業の動向について極力ネットを使って調べ,その資料をネット上に公開しておきたい。

ネットを活用するということは,公開する資料がのちのち自分が最小限の労力でそれらにアクセスできることを意味するだけでなく,自分以外の人とも情報共有できる。そんなメリットが大きいのではと思っています。

実はこれ,以前紹介した梅田望夫氏の「ウェブ進化論」(ブログ記事)の後半部分にあった勉強法と同じでもあります。

ただ今はWebで提供されるサービスは進化しています。梅田氏がこの書籍を書いたときと比べてもだいぶです(参考記事「広がるWeb 2.0の世界,使えるサービスはこんなにもある」/参考記事「Webの情報,どう整理してますか?---はてな,Googleなどの便利なブックマーク・サービス」)。さらに,この年末書店などで陳列されてる雑誌を見ていても,「Googleを極める」といった特集記事を設けている雑誌を頻繁に見るようになりました。やはりGoogleは依然として大変興味深く,時代をリードするサービスを続々と提供しています。

しかしそれはほんの一例に過ぎません。今年はそうしたGoogleを凌ぐようなサービスがどんどん普及していくことでしょう。今年はそんなサービスうまく活用して自分なりの勉強ができればと思ってます。またそれらのビジネスモデルや業界動向についても大変興味があります。

今年,2007年は,2006年の動向を踏襲しながらもそれらが一気に開花する。次の時代にとっては当たり前になっているであろう新たな展開の序章の年になるような気がしてます(とはいってもあくまでも私の勘に過ぎませんが・・・)。

しかしどうでしょう。ブログは今後大きく変わってくるのかもしれませんね。人々が自分の日記を公開して,日々の何気ない活動(食事やショッピング,行楽の情報)を披露することに慣れたのがブログの第一世代とすれば,次は人々の考え方やその考える過程を克明に記録し,公開するといった本質の時代になる。それがブログの新たな展開なのかもしれません。

それが表現されるメディアは,SNSであったり,動画/写真共有であったりと,さまざまと思いますが,表現の本質的な中身はこれまでとは異なりさらに深まっていく。つまり大きく異なっていく別の媒体となっていく。その始まりが2007年のような気がしてます。

最後に(言い訳?)・・・

2007年の終わりになっても,私のこのブログは何ら変わってないかもしれません。そのときははっきりお詫びしたいと思います。このブログ記事はあくまでも年頭の予測に過ぎなかった,なんて言い訳するかも知れません。そのときはあしからず(^^;)。しかし私としてはそうならないように今年1年がんばるつもりです。それが私の今年のnew year's resolutionです。