梅田 望夫著
筑摩書房 (2006.2)
筑摩書房 (2006.2)
梅田望夫氏の「ウェブ進化論」。とうとう読み始めました。遅すぎですか? (^^;) しかも今週は忙しいので"完読"するにはまだまだ時間がかかりそう。
米Forbes誌コラムニストのRich Karlgaard氏が言う「チープ革命(Cheap Revolution)」(原文)という定義の引用で始まる本です。
この「チープ革命」によって文章/映像/写真といったコンテンツの配信能力は,これまでの放送局など既存メディアだけの特権ではなく,誰にでも開かれた可能性となった。しかしそこにはコンテンツの玉石混合という問題があった。そうした懸案事項を一気に解決しつつあるGoogleという会社。それによって世の中は変わろうとしている。そんなことを本の冒頭で述べています。
梅田氏は先週金曜日にテレビ初出演しました。テレビ東京の「ワールドワイド ビジネスサテライト(4月7日放送特集ページ)」です。ここでもやはり同じテーマで,ネットと「コストの変革」について述べていました。計算能力や通信,記憶容量がユーザーにとって「ただ」になっていく。
そのような方向に進化していく今の時代に続き,今後何がもたらされるのか,そんなことを示唆していました。また同番組では「ロングテール」という昨今のマーケティング効果/手法(関連記事)についても触れていました。
今までの商品展開とは何が違うのか。それは「コスト構造」。それが今後のネット/リアル社会の本質ーー。梅田氏はそんなことを述べてました。
梅田氏と,同氏の著書については,私がとやかくいう必要もありません。ネット・メディアでもかなり取りあげられています,以下にリンクを張っておきます。ご参考にしていただければと思います。
◎梅田望夫氏関連記事(抜粋)
■「梅田さん、Web2.0って企業情報システムに影響しますか?」
■Googleとオープンソースの知られざる関係
■「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”
■「あちら側」のGoogle,「こちら側」のMicrosoft
◎梅田望夫氏のWebサイト(ブログも含む)
■MochioUmeda.com
◎CNET Japan掲載ブログ
■梅田望夫・英語で読むITトレンド