Sunday, September 24, 2006

Appleの映画配信,出足好調みたい


Appleの映画コンテンツ配信は,サービス開始後の1週間で売上げが100万ドルに達したとのことです。提携しているWalt DisneyのCEO(最高経営責任者),Robert Iger氏の話では,「この分でいくと年間5000万ドルを売り上げられる」とのことです。

しかもネット配信なので,従来の配給やDVD販売にかかるようなマーケティング費用が一切ないとのことです(CNET Networksの記事)。すごいですねー!

この手のニュースにご興味あり、知らなかったという方はまず、第一報のニュースを読んでみてください。こちらです。「Appleが『iTunes 7』をリリース,ハリウッド映画の販売も開始

さらに深く知りたい方はこちら拙著の「Appleが示した“ミッシング・ピース”,映画ダウンロード販売の切り札になるか」がお役に立つかと思います。是非ご一読ください。

この記事では,米国における映画コンテンツのネット配信サービスについて,既存プレーヤとAppleのサービスを比較して冷静に見つめてみたつもりです。日本ではまだまだ実現しそうにないのですが,将来の日本における一般的なビジネスモデルになってくるのかもしれません。

しかし,この記事を書いた時点では今回のAppleのサービスがここまで好調なスタートを切るとは正直いって思っていませんでした。これは,いったいどういうこと(現象)なのでしょうか!?。潜在需要がそこまであったということでしょうか。まだまだ私にはよくわかりません。今後,各種海外メディアなどの情報を調べてみて,もっと検証し,突き詰めていきたいと思ってます。