Monday, September 04, 2006

「まだある。」

まだある。 食品編
初見 健一著
大空出版 (2006.6)


ここ最近、こんな本を「am/pmエンタ」で発見。さっそく購入して楽しんでいます。

この本、副題は「今でも買える“懐かしの昭和”カタログ」。昭和30年代〜40年代ごろに発売されたもので、今でも購入できる食品などの商品を紹介している本です。本の帯には森永卓郎氏の写真があって、私は最初同氏が書いた本と勘違いしていました。よく見ると「経済アナリストの森永卓郎氏も絶賛」という推薦文でした。

この本、見開き2ページに付き1つの商品が掲載されていて、写真とともに当時の商品開発背景などが書かれています。パラパラ写真眺めるだけでも楽しめます。また著者が当時を振り返ったエピソードなどもあり、それも時代背景を思い出させます。

私が特に懐かしく感じたのは、アルミ・チューブ入りのチョコ「チョコソフト」、ターバン巻いた実写人形パッケージの「アラビヤン焼きそば」(アラビンではないところがミソ)、昭和の子どもにとって、とってもハイソなアイスだった「メロンボール」など。

なお、上の表紙写真は「まだある。食品編」です。この「まだある。」シリーズはほかに「文具・学校編」「駄菓子編」「生活雑貨編」と合計4冊出ています。私の琴線に触れたのは、食品と文具です(買ったのもこの2冊のみ)。でもどれを読んでもきっと楽しめると思いますよ。